1998年(平成10年)に山形県が育成を開始し、2009年(平成21年)に山形県の奨励品種に採用した新品種です。品種の特性として、稈長(稲の背丈)がコシヒカリより短く、耐倒伏性に優れ、栽培しやすい。また、玄米は光沢があり、白未熟粒が少なく、高品質であり、炊飯米の外観と味が優れ、コシヒカリ以上の極良食味な米です。
明治時代に本県庄内町(旧余目町)で阿部亀治氏が育成した水稲品種「亀の尾」は、品種改良の交配親として盛んに用いられ、その良食味性が「コシヒカリ」や「はえぬき」に引き継がれています。この本県育成品種である「はえぬき」は、平成3年に育成され、収量・品質が安定していることから、いもち病に弱く倒れやすかった「ササニシキ」に代わり、瞬く間に県の主力品種に駆け上がりました。しかし、全国的に「コシヒカリ」の作付けが拡大していく中で、生産者からさらなる良食味品種が求められてきたことから、極良食味系統の開発が急がれました。
そこで、平成10年から「つや姫(山形97号)」を山形県立農業試験場庄内支場(現 山形県農業総合研究センター農業生産技術試験場庄内支場)において育成しました。
育成期間を短縮するために、暖房した世代促進ハウス内で冬期間も栽培しました。また、ほ場での栽培では苗を一本ずつ植え、病気に強いか、収量が穫れそうか毎日観察しながら選抜しました。育成世代の早い段階から実際にご飯を炊いて食味試験を行いました。
こうして、10万分の1の確率で選抜された本県オリジナル品種「つや姫(山形97号)」は、「亀の尾」の良食味性を引き継いで誕生しました。
◆お好みの精米でお届けします。 こちらの商品は玄米になっておりますので、お好みの分搗き(ぶつき)で精米してお届けします。 ご注文の際に、『玄米・3分・5分・7分・白米』の中からご希望の分搗きをお選び下さい。 ◆分搗き精米について 玄米は、別名『完全栄養食』とも呼ばれる程、栄養価が高く、ビタミンB1・ビタミンE・カルシウム・リノール酸・ 食物繊維を豊富に含んでおります。 分搗き米は例えば、3分搗きですと、30%精米ということで、玄米のぬか層を3割程度取り除いたお米になります。 栄養価は白米に比べて多く残り、しかもカロリーは同量の白米ご飯より少なくなると言われています。 ◆精米機について 最新鋭の精米機を利用しています。 常に清潔に保たれています。また精米時には、熱が発生してお米本来の味を損なうこともありますが、 当店で使用している精米機は最新技術を使い、この熱の発生を抑えていますので、お米本来の味が損なわれず 強くゴシゴシとお米を研ぐ必要がありません。 ◆分搗きの違いと炊き方 *お米の色具合は、撮影条件により多少異なります。
★ご注文前にお読み下さい ・精米は全て無料です。 『玄米・3分・5分・7分・白米』の中からご希望の分搗き(ぶつき)をお選び下さい。 ご選択がない場合は、玄米にてお届けになりますので、ご了承下さい。 ・白米に精米しますと糠分として約10%程、分搗き精米は、3~8%程度目減りいたします。 ・検査袋による発送は行っておりません。全て10kgごとに小分けして米袋に入れてお届けします。
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